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松本道別著 【霊学講座を読む(1)】 クンダリニー開発法
護摩法(ホーマ)自然界を操る
(護摩法(ホーマ)でクンダリニーを
 覚醒し自然界を自在に操るヨーガ行者)

松本道別師(まつもとちわき)の著した「霊学講座」は、今現在でも白眉の名著だ。霊学・霊術を修行するものは必ず読まなければならない霊著である。前にも述べた通り、この霊学講座全四巻のなかで、松本師はクンダリニー・ヨーガにおけるクンダリニーという潜勢力の開発法を公開している。

クンダリニーはクンダリーニとも表記し、どちらでもよい。どちらも間違いではないのである。霊学講座では、蛇(クンダリー)・蛇力(クンダリーシャクチー)・軍茶利尼などと表記している。昭和2年(1927年)に霊学講座の第一巻と第二巻は刊行されている。このことは驚異に値する。ほとんどクンダリーニ・ヨーガについて情報がない時代に、このことを実践書に記述し、具体的な方法まで書いていたというのは驚くよりほかないことだ。

霊学講座の中で、中心管呼吸法としてこれを説いている。他にいくつかの優れた呼吸法が公開されている。野口整体の創始者である野口晴哉先生は、ご存知の通り松本師の直弟子であり、整体法の体系の中に、霊学講座で教示された技法を取り入れている。このことは動かし難い事実であろう。

霊学講座では、深息法・気合法も記されている。しかし現在の整体協会では4段階ある気合法のうちの「整腹気合法」しか伝わっていない。「打ち込み気合法」や「槍突き気合」はやり方違う。正確には伝承されていない。であるから、呼吸法も同じことである。霊法として教示されていた原初のものとは違うのである。

野口先生は、背骨の呼吸法を紹介している。ご自分も日頃からこれを実践していると語っていた。専門的には、脊髄行気法(せきずいぎょうきほう)というのである。野口先生の説明を拝見すると面白いことに気づく。整体法だけやっている方には、このことは分からないことだと思う。

脊髄行気法というのは文字通り、脊髄に行気する法だ。行気とは精神集中によって気を行きわたらせる法である。自分自身に気を行きわたらせる時には行気と言い、他人に送る時には「輸気」という。

松本師の方法では、脊髄行気法と中心管行気法は別々のものだ。脊髄行気法の中には「中心管」という考え方はない。しかし野口先生は、背骨の呼吸法として脊髄と中心管に気を通すことを説いている。このことを指摘した人を僕は知らない。

中心管というのは、クンダリーニ・ヨーガにおけるスシュムナー管という微細な管だ。尾骶骨にある潜勢力クンダリニーが、ここを動線として頭頂まで抜けてゆくのである。中心管の概念が有る以上、当然クンダリニーということも野口先生はご存知であったろう。僕は野口晴哉師の輸気の力の根源は、天心・気合と共にクンダリニーだったのではないかと考えている。

すなわち、あの御岳山・七代の滝での修練でそれらすべてを体得したのではないか、そんな風に考えている。妻の野口昭子夫人が、その著「回想の野口晴哉」において、野口先生が少年時代修行した秘密の滝場を「御岳 綾広の滝」としているが、それは七代の滝の間違いではなかったかと思う。このことは、両方の滝場で修行すれば分かることだ。

クンダリーニ・ヨーガの技法、野外で焚く護摩法(柴燈不動護摩法)、霊学講座における各種呼吸法、各秘事秘法、滝行気合法。これだけのものを本気で研鑽する個人および団体がどれだけあるのだろう。

整体を踏み越えて、興味のあることをどんどんやりましょう。クンダリニーの潜在力を「輸気」に導入したらどんなことになってゆくのか、本当に楽しみです。それはもう整体法ではないかもしれないけれども、人々のお役に立って生きてゆければ、それで良いのではないでしょうか


| kawashima1092 | 10:54 | - | - | - | - |

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