Entry: main  << >>
野口晴哉著 『整体操法読本』を読む(1) 野中操法秘鍵
僕は、以前に以下のような記事を書いた。原点に戻る意味で引用することにする。

------------------------------------------------------------------
僕が尊敬している野口晴哉先生(のぐちはるちか)は『整体操法読本』のなかで次のように述べている。

『    −整体操法に於ける特殊操法−
ここに紹介申上ぐる整体操法に於ける特殊操法は野に埋もれし玉であります。長い時代の変遷にも拘らず、理論に災いされず、民間療法としての純粋さを保って来た我が国独自の方法でありまして、他国には全く存在しないものなのであります。経験と実績、これのみが之ら操法を保ってきたのでありまして、吾々この事実のあるところに潜む真理を知らんが為にも之らの諸法を研究し新らしい人体構造を発見しなければなりません。同時に之らの特殊操法が理論的に証明されないの故に、この人々の信念とともに我が国独自の療術行為が次の時代に失せることを惜しむのであります。治療行為に於ける唯一の正確な理論はその実績であります。事実によって裏づけられなければ、如何なる名論卓説も一片の空理空想に過ぎないのであります。ここに特殊操法として整体操法にとり入れた事情をおくみとりの上、体得し実際に応用し、その事績をくわしく記録し、之らの特殊操法が世に出る機会と力とを与へて頂きたいのであります。又特殊操法に各々それを発見し、発明した個人の名を附することの理由とをおくみとり願ひたいのであります。』

『整体操法読本』は戦後の昭和22年に刊行されたものである。
整体操法に於ける特殊操法は、この当時すでに「野に埋もれし玉」だったのである。
特殊操法の筆頭は、我が『野中操法』である。
幻の整体操法(幻の整体法)とは、整体操法に完全なかたちで野中操法がとりいれられたものである。すくなくとも僕はそう考えているし、日々修練もしている。むろん施術にもあたっている。
------------------------------------------------------------------

あたらしいシリーズ。野口晴哉著『整体操法読本』を読む、である。
温故知新、最も古くして新しい、などと云うけれども、野中操法の発生源とは、日本の治療術の歴史の中で、最古といってよいくらい古いものである。野中操法創始者の野中豪策先生は大正年代〜昭和25年まで活躍した方であり、その彼が健康線というものを制定・命名した。だから野中操法の歴史は100年間すら経っていない。だが根源土台の技法は2000年以上の歴史があるのだ。そこのところはいずれ本にでも書こうと思う。野中先生は、その操法の急処を『健康線』と命名した。糸へんの『線』である。野中操法の正統後継者であった吉田先生は『健康腺』と名付けた。『腺』である。腺と名付けたところに吉田先生の悟りと考察というものが込められていると思う。では現代ではどう命名するのか、と云われれば『健康泉』というべきかもしれない。健康線・健康腺を整圧し、整圧・抜圧(ぬきあつ)することは、健康・命の泉が湧くようなものだから『健康泉』というのが良いのかもしれない。なんだか温泉みたいですね、とを云われそうだが、いつまでも健康で年齢を重ねたいという現代社会の万人の願望に即応した『健康の泉(急処)を指圧・抜圧、整圧する法』ということで、その命名は正鵠を得ているかもしれない。

諸兄は野中操法やその他の操法が、すでに60年以上前に『野に埋もれし玉』であったことを、もう一度鑑みて頂きたいと思うのである。
今後、野中操法研究会にご参加の皆様と共に、野中操法(健康線整体法)の基本操法の『型』を制定してゆきたいと思う。
野に埋もれし玉は、ついに世界に出ることになるのだ。
| kawashima1092 | 00:00 | - | - | - | - |

Calendar

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>

Profile

Recommend

Recommend

Recommend

Recommend

Recommend

Recommend

Search

Entry

Archives

Category

Link

Feed

Others

無料ブログ作成サービス JUGEM

Mobile

qrcode