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皮膚病一切奇妙の話(5) =岡島瑞徳先生に捧ぐ=
僕は以前、正確な皮膚病一切奇妙という操法を出来る者はほとんどいないと述べた。それは今もその通りであって間違いではない。なぜなら野中操法(健康腺療法)の手技の際の手の形は独特のものであり、口伝によって実地に伝授されない限りわからないからである。

併しながら岡島瑞徳先生は、野口晴哉(のぐちはるちか)が整体協会において教えていた恥骨操法(皮膚病一切奇妙)のやり方を図示して残しておられたのである。
汗顔のいたりである。
岡島先生は「五感が息づけばからだは蘇る!新・整体入門」(宝島社)に於いて野口晴哉流の恥骨操法を図解入りで残していた!
このことに僕は敬意を表する。
一人でやる仕方、他人が手伝う仕方、共に記されている。同書P68〜97を見ていただければ幸いである。

ただし以下の岡島先生の記述は訂正されなければならない。
『・・・「恥骨体操」という調整法があって、これは、皮膚病の体操なのですが、考案者の野中豪策という人は、この体操をやれば、ガンも治ると豪語していたそうです。・・・』(同書P83)という記述である。
まず野中豪策先生(のなかごうさく)は、体操などは編出していません。この「恥骨操法」なり「恥骨体操」という名称は、整体操法の側から命名した操法名であって、野口晴哉が名づけたものである。
野中豪策はあくまでも「皮膚病一切奇妙」と呼称していたのである。
野中操法の側からすれば、本当は健康腺療法の中の「皮膚病一切奇妙」という方法なのである。
実際、皮膚病一切奇妙を施術するには第一健康腺、第二健康腺、第三健康腺を把握して、それをきっちり整圧しなければならない。その上で「恥骨操法」(皮膚病一切奇妙)をやるのが野中豪策の操法の仕方です。
その他に「眼病一切奇妙」「腹病一切奇妙」「痔病一切奇妙」「脳病一切奇妙」等々があり、当然これらの方法も原型のまま僕は伝承しております。

以前の記事でも書いたが、晩年になり野中豪策は「ガンだけは難しいな!」と言われていたのです。彼は何万人もの治療をしてそういう結論を得たのでした。患者がガンではないと聞くと、「よしこっちのものだ!」といわれてガン以外のどんな病も治癒してたといいます。
ですから残念ながら岡島先生の記述は訂正されなければなりません。要するに野口晴哉が生前いわれていた情報しか情報源がなかったということです。
参考までにいうと野中豪策は昭和25年に亡くなっており、その遺骨は実兄の手により葬られたと言い伝えらています。息子さんが居られたが近年お亡くなりになり、その奥津城(墓所)は判明せず。いま僕はそれを探索している。

繰り返しになるけれども多少の情報の違いはあれども、野口晴哉・岡島瑞徳共に「皮膚病一切奇妙」「恥骨操法」を紹介した業績は大きい。
僕は前に、「整体入門」が恥骨操法を紹介した唯一の文献だといったけれども、これは訂正したい。
「『恥骨操法』の紹介文献、世に2冊あり」と。

「新・整体入門」のあとがきのなかで岡島先生は次のようにも述べている。
「・・・思えば私は、整体の創始者・野口晴哉先生を尊敬し慕い、その遺されたものを後世に伝えることをもって、我が使命と信じて来ました。・・」岡島瑞徳先生のあとがきの言葉を彼の遺志と感じ、あらためて先生のご冥福をお祈り申し上げます。合掌
| kawashima1092 | 20:56 | - | - | - | - |

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