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野口晴哉著:整体操法教授書(4) =急所の話(膝の裏)=
「指の使い方(別伝)」
「指は指の力で使ふべからず指は相手の力で使ふもの也 いつも柔らかに気を集めて力を入れないやうに用ふること大切也 処は指で知る也 度を知るも指也 放す機も指で悟る也 指を棒の代りに使ふ可からざる所以也
 相手の息で押す也 押すは放す為也 放すは機也 度の適を得機に依って
放つ也 整圧といふこと押す技に非ずして放す技也 その押すも耐ゆるも又放すも息に依る也 息合せ息合ひて押す也 放つ也 指を使ふは指の術に非ずして息の術也」

昨日は、ここまで書いたので続きを書く。

「強くも弱くも相手に依る也 長くも短きも急なるも緩なるも相手次第也
自分の指で押す可からざるは勿論いつも相手の動きを読んでその感受性に依りて度を得る也
 実は外し虚はつく也 硬結と押し合ふは下手也 転位と力比べするも下手也 しかも指で押すはもっと下手也 指で押すに非ずして腰で押すと形容してもおそき也 指を使ふは人間の全部に依る也
 硬結は周囲より押し弛緩は中央より押す 過敏は静かに長く圧痛は強く短く押す也 転位は急に押し急に放して相手を緩ましめて又急に押す也」
(つづく)

「硬結」「弛緩」「過敏」「転位」などの語句を憶えておかれるとよい。
文中の「硬結は周囲より押し」とは「の」字を描くように整圧することだ。
これを練習するには、膝の裏がよい。処は五ヵ所アリ。その硬い部分を整圧
すればよい。まず、親指に気を通す、それを処に当てて更に気を通す。今度は四指で集めて、もう片方の親指で圧し、「の」字に整圧する。当然、愉気をしている。とかしてゆくようにして、最後に弾く。やれば効果絶大なることを確認であろう。老人は膝が悪いことが多く、膝の裏に「硬結」があることは当たり前である。膝というのは内臓との関連がある。膝を診るとどの程度の内臓の状態かわかる。殊に腎臓系の具合の悪い人には、膝の裏は効果絶大。愉気しながら行うことが大切なのは言うまでもないことである。


野中操法講習会:11月8日(土)午後6時〜9時
       場所:健康腺指圧治療院
       詳しくは下記まで問い合せてください

連絡先:野中操法研究会
会長:川島まで
| kawashima1092 | 00:29 | - | - | - | - |
野口晴哉著:整体操法教授書(3) 「指の使い方(別伝)」
「指の使い方(別伝)」
「指は指の力で使ふべからず指は相手の力で使ふもの也 いつも柔らかに気を集めて力を入れないやうに用ふること大切也 処は指で知る也 度を知るも指也 放す機も指で悟る也 指を棒の代りに使ふ可からざる所以也
 相手の息で押す也 押すは放す為也 放すは機也 度の適を得機に依って
放つ也 整圧といふこと押す技に非ずして放す技也 その押すも耐ゆるも又放すも息に依る也 息合せ息合ひて押す也 放つ也 指を使ふは指の術に非ずして息の術也」(つづく)

このあとに硬結の処理の仕方などが説明されている。つづきは明日に書く。
先の野口晴哉の文章の中で「押すは放す為也」という部分、これは野中操法の「押すのは抜くため」という技術と通底している。また最後の部分の「指の術に非ずして息の術也」というのは操法の真髄を表わしていると思う。
息を変え、体を変えるのが操法の技術の核心なので、まことに至言だと思われる。野中操法を施術すると、被術者の息の仕方は独特のものになる。この息で体が激変するのである。


野中操法講習会:11月8日(土)午後6時〜9時
       場所:健康腺指圧治療院
       詳しくは下記まで問い合せてください

連絡先:野中操法研究会
会長:川島まで

| kawashima1092 | 00:00 | - | - | - | - |
野口晴哉著:整体操法教授書より(2) 誠こそ全ての行いを締め括る
野口晴哉「整体操法教授書」より皆さんに役立つようなものを提供したいと思う。
整体操法に於いて、愉気するということは入り口でもあり奥儀でもあると野口晴哉は述べている。愉気の質の問題もあるけれども、技術的な問題としては、指によってどのように愉気するのかということが大切な部分だと思われる。指圧と同じにならない為にはどうすればよいのか。親指で愉気しながら整圧し抜くとはどういうことなのか。手をつくる訓練法はあるのか等々、疑問点はあろうかと思う。これらの疑問にはキチンと答えることができると申し上げておきたい。明確な方法があるのだ。
素人的かもしれないが、僕はささいなことでも曖昧にせず、明確にして、志ある人の誰もが操法家として世に立てるようにしたい。五年やっても何だかわからないなんていうのはNGです。明日からでも使うことの出来るものをみんなで共有してゆく。シンプルだがとても役に立つ技術をみんながやってゆく。一人一流派で自由にやってゆく。他人のやっていることを批難しない。指圧師も按摩さんも、鍼師もカイロプラクターも、整体操法の良い技術はどんどん取り入れて世の人々を利益してゆく。僕はそれでいいんじゃないかと思う。
個人的には、整体操法と野中操法(健康腺療法)の統合、幻の整体操法の出現というものを夢見ているのだが・・・。

さて整体操法教授書である。
「指の使い方(別伝)」をご紹介しよう。
「指は指の力で使ふべからず指は相手の力で使ふもの也 いつも柔らかに気を集めて力を入れないやうに用ふること大切也 処は指で知る也 度を知るも指也 放す機も指で悟る也 指を棒の代りに使ふ可からざる所以也」
(つづく)
熟読玩味されたい。

11月8日(土)午後6時〜9時の野中操法講習会だが、まだ空きがあるので志のある方はダイビングしてみてください。時間を無駄に過ごしたとは言わせません。
野中操法研究会まで連絡してください。
伝授費用は無料、必要なのは貴方の熱意真心だけです。野中豪策先生も吉田先生も伝授料など取らなかったのです。誠だけが必要です。誠とは熱意真心です。
地方の方々で、野中操法をやりたい方々は、それなりの人数集めてくだされば伺います。足代と泊まる所だけあればゆきます。
医は仁術なり。仁とは慈悲のことです。野中先生も吉田先生も慈悲のあった先師先達なのです。
飯を食うことも大切ですが、誠こそ全ての行いを締め括るのです。

連絡先:野中操法研究会
会長:川島まで
| kawashima1092 | 01:42 | - | - | - | - |
野中操法の基礎:野口晴哉の整体操法教授書より(1)
野口晴哉は終戦前後の時期に整体操法制定委員会の委員長として整体操法の体系を編み出した。戦後になり整体操法の教授をプロを対象にやっていた時期がある。その時分に刊行されたのが『整体操法読本』である。付随して書いたものに『整体操法教授書』がある。これを紹介したいと思う。というのは、僕が日々施術している野中操法(健康腺療法)は、整体操法の中で特殊操法(特殊整体操法)として認定されたものであり、その基礎に整体操法に通底する部分があるからだ。野中操法をやってゆく上でも、整体操法習得を目指すにも裨益するところ大だと思う。ちなみに野中操法という命名は整体操法制定委員会においてなされたものであり、野口晴哉その人によって付けられた名称であることを諸兄は知っておかれるとよい。
まず、あとがきからご紹介する。

《整体操法 教授書》野口晴哉著 より

「後書き

此の書は昭和十九年十月東京治療師会に於いて業者練成の目的の下に整体操法講習会を約四ヶ月に渡って開催せる時 制定委員長である予が心憶えに記しおきたるものである。初伝は藤井真造君に与え別伝は講習終り近き頃諸講師の希望によりて一般発表し 中伝は終了式の日首席天野貫君に与え度は真柄底洲君に与えた 奥伝は講師伊藤緑光君の為に記したものの写しである。初伝とか中伝とか名称を附したが之はただ読む人の心の準備の為に仮に附したに過ぎない」

(続く)
| kawashima1092 | 00:00 | - | - | - | - |

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